スクラップの粉砕工程を例として考えてみましょう
以下の状況から、まずは自分でケーススタディを実施してみてください。(下手ですみません)
簡単な絵ですので、あまり縛りはしません。
作業工程:スクラップの粉砕
<定常作業>
- 作業者Bが制御盤の電源をONにする
- 作業者Bがベルトコンベアと粉砕機の電源をONにする
- 作業者Aがスクラップカートを足元へ持ってくる
- 作業者Aがスクラップ(10kg)を手に持ち、上りコンベアへ身を乗り出して投入する
- スクラップは粉砕機に落下し、粉々に砕かれ、排出コンベアに落下する
- 排出コンベアから粉砕スクラップは粉砕スクラップカート内に落下する
- 作業者Bは粉砕スクラップカートが満タンになったら停止ボタンを押し、コンベアと粉砕機を停止させる
- 作業者Bが粉砕スクラップカートは次工程へ運び、新しいカートを持ってくる
- 3~8を繰り返す
- 作業者Aがコンベアと粉砕機を停止する
- 作業者Aがコンベア、およびはしごに上り粉砕機内にスクラップが無いことを目視で確認
- 作業者Aが制御盤の電源をOFFにする
<非定常作業>
- 粉砕機にスクラップが詰まった場合は、作業者Aが運転を停止して掻き出し棒でスクラップを引っ張り出す
<作業条件>
- 作業者は作業着、作業帽、軍手、運動靴を装着している
- 作業場はエアコンが無く、風通しも良くない
- 制御盤は接地されていない(コンベアモータや粉砕機は接地有)
- 投入口、粉砕機にはカバーがされている
- スクラップカートにはスクラップ5個が入っている
- 非常停止ボタンは制御盤に有る