【SSA_筆記試験】重要度高!安全と距離

基礎

セーフティサブアセッサの学科試験でほぼ必ず出題される内容を紹介させて頂きます。

今回は「安全と距離」についてです。

!!試験では重要度高となる為、みなさん必ず覚えましょう!!

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目次

  • 上方の危険区域との距離
  • 保護構造物を超えての危険区域との距離
  • 開口部を通過しての危険区域との距離
  • 人体部位が押しつぶされることを回避するための最小隙間
  • まとめ

上方の危険区域との距離

危険区域が上方にある場合、触れることが出来ないように、リスクに応じて一定以上の高さとします。

  • 危険区域のリスク低:h≧2,500mm
  • 危険区域のリスク高:h≧2,700mm

※リスクの高低は各事業所による判断

保護構造物を超えての危険区域との距離

危険区域へ手が届かない様に、保護構造物を設置するが、その時に以下3点に着目する必要があります。

  • a:機械の危険区域の高さ
  • b:保護構造物の高さ
  • c:危険区域と保護構造物の水平距離

危険区域の高さ:a と 保護建造物の高さ:b から 水平安全距離:c を求めることが出来ます。

https://www.japan-certification.com/wp-content/uploads/SSA_Ac_open_20210518.pdf

注意!!

表に載っていない中間距離の場合は安全な値を取るようにしてください

例)a:2000 b:1100 の場合はbは1000として表を確認し、c:1100とする

※リスクが高低によって水平安全距離が変わります

開口部を通過しての危険区域との距離

開口部から手足を入れたときに、危険区域へ届かない様にするためには以下2点に着目する必要があります。

  • 開口部の大きさ&形状
  • 開口部から危険区域までの距離

開口部はメッシュのようなものを想像していただければと思います。

開口部の形やサイズによって、危険区域までの最低限の安全距離Srが決まり、グラフの見方と求め方を計算できるように慣れておくことが重要です。

下記の表を見ても『?』な方は要注意です。

https://www.japan-certification.com/wp-content/uploads/SSA_Ac_open_20210518.pdf

人体部位が押しつぶされることを回避するための最小隙間

今までは体が入らないように(触れるように)隙間を考えてきましたが、今度は危険区域に触れない隙間を考えていきます。

但し、以下の図のように腕の最小隙間を確保したから良いという風にはなりません。これでは人体が挟まれてしまいます。

この時は必ず、体が危険区域で挟まれないような防護柵が必要になります。

挟まれを回避する隙間

人体部位によって最小隙間が決められています。

人体:500 → 頭:300

上肢: 腕:120 → 手:100 → 指:25

下肢: 脚:180 → 足:120 → つま先:50

これは必ず覚えましょう!!

人体部位最小隙間
人体500
300
180
120
つま先50
120
100
25
押しつぶされることを回避する最小隙間

まとめ

  • 危険区域に届かないようにすることが大切
  • 上方は手を挙げても届かない距離
  • 保護構造物と危険区域の高さと水平距離の関係
  • 開口部は大きさと形状から安全よりが決まる
  • 最小距離は体の部位で決まる

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